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キルギスと日本が都市の空気汚染対策のための共同センターを設立

キルギスと日本の代表者は、都市環境における大気汚染対策キャンペーンの戦略を開発する計画を立てています。これについては、2023年9月20日に、キルギス共和国の健康と大衆コミュニケーション強化センターが、大気汚染削減プロジェクトの枠組みでの協力に関するラウンドテーブル会議で明らかにしました。

この会議には、キルギス国立大学の国際医学部、国際医学大学院大学の公共衛生学科、東京医科歯科大学のグローバルヘルスケア強化学科、緊急事態省の気象水文学サービス、保健省の電子ヘルスケアセンター、そして健康と大衆コミュニケーション強化センターの代表者が参加しました。

このイベントでは、大気汚染が世界中の死亡の12%を引き起こす、最も重要な環境原因の1つであることが強調されました。2019年におけるキルギスにおける大気汚染による心血管疾患の割合は、死亡総数の18.6%、大気汚染による呼吸器疾患の割合は31.4%であったことが指摘されました。

このため、キルギスと日本のチームは、都市環境における大気汚染対策キャンペーンの戦略を共同で開発する予定です。このプロジェクトの枠組みでは、衛星データと地域化学輸送モデリングに基づく大気汚染評価システムの開発、およびオシュ州立大学を拠点とする大気汚染研究センター(IRCAPS)の設立が計画されています。

今後、IRCAPSと日本の研究者は、大気汚染が健康に及ぼす影響を評価するため、キルギス共和国の保健省の電子ヘルスケアセンターのデータと、近代化された国立大気汚染モニタリングシステムのデータを使用して研究を行う予定です。

情報源:
https://economist.kg/novosti/2023/09/22/borotsia-so-smoghom-kyrghyzstanu-pomoghut-spietsialisty-iz-iaponii-na-bazie-oshgu-sozdadut-tsientr-po-izuchieniiu-zaghriaznieniia-vozdukha/

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