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欧州対外行動局の担当者がキルギスでの制裁の影響を語る

4月初旬、欧州対外行動局の東ヨーロッパおよび中央アジアの担当者であるデヴィン氏がキルギスを訪問し、キルギス当局と協議を行いました。また同氏は、キルギスメディアの取材を受け、キルギスとEUの協調、そして制裁による影響について語りました。

以下、メディアの質問と答えの抜粋です。

-制裁はキルギスにどのような影響があるか。
制裁は第三国やロシア人そのものに向けられたものではない。ロシア政府に深く関係のある企業や個人に向けられている。また、制裁には抜け穴があり、制裁を逃れようとする試みがあることも理解している。特にロシアとの関係が深いユーラシア経済連合(EAEU)は大きな懸念である。

-ロシア市場を去ったヨーロッパの企業がキルギスに移転した場合、これは違反になるか。
キルギスに駐在員事務所を開設するといった場合は問題はない。ただし制裁下にある銀行はこの限りではない。
あるいは、航空機などは違反に含まれるケースがある。ロシアが他国の旅客機を不当に国有化する決定をしてしまった。こういった飛行機が第三国にある場合、違反と見なされる。

-キルギスに進出したヨーロッパの企業が、ロシアへ再輸出することは可能か。
ロシアとの貿易は禁止されていない。ガス分野など、制裁を受ける商品のリストが決まっている。「キルギスでこういうものが必要だ」と言って輸入したものをロシアへ再輸出した場合は、明確な制裁逃れとなる。取引相手もそれは知りえないだろう。

-フェイクニュースとNGOに関する法律について話したというが、キルギス政府に何を助言したのか。
市民社会と人権活動家の重要性について話した。また、NGOに追加的な要件を課す法案が採択されたことには遺憾の意を述べた。フェイクニュースに関しては、SNS上の投稿について、起訴や刑事罰の対象となるべきではないことを述べた。
過激派の活動についても話し合った。法案の採択については問題ないが、その内容はよく吟味する必要がある。

-貿易について。一般特恵関税制度(GSP、発展途上国に対する関税優遇措置)が導入されて久しいが、キルギス市場は好転せず、商品の輸出量が変わらない。なぜか。
うまく適用されていないのが実情だ。各国がどの程度GSPを利用しているのか常にモニタリングしているが、キルギスでは食品と皮製品が特に低い。製品に課せられた高い基準が原因であると考えられる。
キルギスにはEUの基準を満たすレベルの検査をできるところがなく、残念ながらEUでも検査されていない。基準を満たす検査所を作る計画があるが、すぐには稼働しないだろう。
キルギスから輸出される製品の多くは、原材料、貴金属、消費財であるが、これらはGSPの対象外である。

情報源:
https://24.kg/ekonomika/231565_kyirgyizstan_ies_lyuk_per_devin_ofeykah_antirossiyskih_sanktsiyah_iproektah/

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