キルギス基本情報
キルギスは中央アジアのほぼ真ん中に位置する国家で、北はカザフスタン、西は中国と国境を接する。国土の40%が標高4000mを越える山岳国家で、天山山脈を境として国土が南北に大分される。
キルギスの人口動静は、年少人口が34.25%、生産年齢人口が59.31%、老年人口が6.44%で、人口ピラミッドは釣り鐘型である。人口増加率はここ数年2%前後で推移している。
政体は共和制で、国家元首は大統領である。ソ連からの独立後、二度革命・政変が起きている。独裁や権力の世襲化の多い中央アジアでは珍しく、比較的民主的な政体であると言える。
概要
キルギス共和国
正式名称
Кыргызская
Республика
Официальное
название
620万人(2019年
人口
Кыргызская
Республика
Официальное
название
ビシュケク
首都
Кыргызская
Республика
Официальное
название
イスラム教スンニ派が多数派
宗教
キルギス共和国
正式名称
19万8,500平方キロメートル
面積
620万人(2019年)
人口
キルギス系(73.6%)
ウズベク系(14.8%)
ロシア系(5.3%)など
民族
ビシュケク
首都
キルギス語
公用語してロシア語も通用
言語
イスラム教スンニ派が多数派
宗教
通信状況
固定回線を提供する会社は各社あり、どれも安価である。回線状況は他の中央アジア諸国と比べて良好であると言える。政体が民主的であることもあり、アクセスに制限のかかっているサイトはほとんどない。
例)大手通信会社(Megaline)
料金(月):1,200ソム(およそ2,050円)
回線速度:20~30 Mbps
携帯回線はBeeline、MegaCom、Oの3社が展開している。いずれも安価で、市街地を中心にLTE回線が使用できる。村や山間部では3Gまたはそれ以下の回線状態の地域が多い。
経済
ソム(som)
通貨
Кыргызская
Республика
Официальное
название
農業・畜産業
(GDPの約3割)
鉱業(金採掘)
主要産業
Кыргызская
Республика
Официальное
название
1,283ドル(2021年)
一人当たりGDP
Кыргызская
Республика
Официальное
название
6.6%(2021年)
失業率
ソム(som)
通貨
1ドル=80.97ソム
(2022年7月18日現在)
為替レート
農業・畜産業
(GDPの約3割)
鉱業(金採掘)
主要産業
85.4億ドル(2021年)
GDP
$ 1283 (2021)
一人当たりGDP
3.7%(2021年)
経済(実質GDP)
成長率
6.6%(2021年)
失業率
キルギスの主要な産業は農業・畜産業と鉱業である。キルギスには金鉱山があり、輸出品の半分近くが金製品である。その他、衣類・繊維製品、野菜・果物類を輸出している。また 水資源も豊富である。キルギスへの輸入品は自動車・自動車関連製品が多く、国内では中古の日本車が広く流通しており、高値で取引されている。
主な輸出相手国はイギリス、カザフスタン、ロシア、ウズベキスタン、トルコである。輸入相手国は中国、ロシア、カザフスタン、EU、トルコで、中国以外は相互輸出入の関係にある。
近年では第一次・第二次産業以外にもIT産業に力を入れており、外国企業向けに経済特区を設けるなどの従来の経済構造からの脱却が図られている。GDPは緩やかに成長を続けているが、その多くは外国(主にロシア)からの出稼ぎ労働者の送金に依存している。