ビザなし渡航
キルギス共和国は、現在ビザフリーでの渡航が可能となっています。日本人のビザフリー渡航の滞在期間は、最長で60日間です。なお、ビザフリー渡航時の金銭の授受を伴う経済活動への従事は許可されていません。
ビザ区分
外国人に発行されるビザには、以下の種類があります。
・外交(タイプD)
・公用(タイプO)
・商用(タイプB)
・投資(タイプI)
・観光(タイプTS)
・就労(タイプW1、W2)
・就学(タイプS)
・招聘(タイプG)
・親族(タイプRL)
・帰還(タイプM)
・登山(タイプMT)
・宗教(タイプR)
・家族(タイプF)
・通過(タイプTR)
・運送(タイプT)
・出国(タイプL)
商用ビザ
ビザタイプ:B
ビジネス目的でキルギス共和国に入国する外国人に発給される一般的なビザです。
投資ビザ
ビザタイプ:I
キルギス共和国で投資活動を行おうとする投資家、外国投資会社の代表者またはその家族(配偶者、未成年の子供、扶養親)に発給されるビザです。このビザの発給には、キルギスの産業に対して1,000万ソム相当の現金または有形資産の投資をしていることを確認する書類が必要です。
就労ビザ
ビザタイプ:W1、W2
就労ビザには二つのタイプがあります。
W1:キルギス国内で就労または起業に従事する外国人に発給されるビザです。発給には労働許可証が必要で、最大滞在期間は1年です。
W2:W1と同じ内容のビザですが、発給は労働許可証ではなく移民認定証または認定機関の証明書(記者や通信員など)に基づいて発給されます。最大滞在期間は1年です。
登山ビザ
ビザタイプ:MT
山岳観光(登山、スキー、ラフティングなど)をするためにキルギスを訪問する人向けに発給されるビザです。
家族ビザ
ビザタイプ:F
公用、投資、就労、就学などのビザを持つ人の家族(配偶者、子供)に対して発給されるビザです。
Eビザ
2017年3月15日より、オンラインビザ申請サイトから電子ビザ(Eビザ)の申請が可能になりました。Eビザが発給されると、ビザのタイプ、有効期間、出入国回数制限などが識別できるコードが発行され、必要に応じて印刷することが出来ます。 Eビザの手数料は銀行で支払います。
空港などの出入国管理では、Eビザが発行されていることを示す書類をパスポートと一緒に提示します。
一時在留許可
キルギス共和国に6ヵ月以上滞在する場合、一時在留許可の申請が可能となります。一時在留許可が認められた場合、入国や滞在に必要となるビザの申請が免除されます。
一時在留許可の対象となる活動は以下の通りです。
・仕事
・キルギスの教育機関の招聘に基づく研究・学習
・投資
一時在留許可の有効期限は1年間で、最大5年以内の延長が可能です。